神秘体験をした

日常日記にも書いたけど、ユングの本を読み終わったあと不思議なことが起きました。おもしろオカルト体験だったので、記録しときます。この本読んだあと。素晴らしい一冊。


神秘体験の詳細を記する

ベッドの中で本を読み終わりひどく興奮していた。自分の人生、ユングの人生のことを考える。ユング同様私の人生も幸せだなぁ、とつくづく感動していた。

いつのまにか夢を見ていた。

私は薄暗い神殿のようなところにある、お風呂のようなものに浸かっていた。私は女なのに股の間に男性のアレが生えていた。お風呂の横に落ちていたリカちゃん人形をつかみその人形とセックスをした。気持ちいいなぁ、と感じた瞬間から水の中で溺れていた。ブクブクと水の中にいる音がする。苦しいのに心地よい。

溺れているので少し焦りはじめる。すると、いつものベッドの中にいる映像に変わり「夢だったんだ」とホッとする。しかし、身体はまだ水の中に浸かっている感覚のままだった。その違和感を認識する間も無く目の前に美しい模様が現れはじめた。

それは色とりどりのステンドグラスのようでとてもとても美しい。その美しい色と形は流れるように変化していて、聞こえてくる音楽との一体感があった。その音楽は今まで聞いたこともないようなもので、様々な音が重なり合い調和している。耳で聴いているというよりも、全身に響いているようだった。

ステンドグラスのような模様の一部に目が現れる。それは人間の片目で、まばたきをしていて、瞳の色が次々と入れ替わる。私はその瞳を見つめながら「幸せな人生でありたい」と言葉を発していた。(実際には発していないはず)すると、女の人の声が聞こえはじめた「クミ・・・」

と、ここで現実に引き戻される。

夢ではない、なにか。

ここに書いた以外にも何か見てたけど忘れた。見たものは、言葉だけでは到底表現できないもの。あんな美しいものは初めて見た。不思議なのは強烈すぎるイメージなのに、静寂の中だったこと。すごいものを見ているのに心は「無」。夢とは明らかに違う。天国のような涅槃のようななにか。もうちょっと体験していたかった。体感時間は5分もなかったような。ドキドキしてしばらく眠れなかった。


神秘体験の実態とは?

瞑想で見るもの、幻覚剤で見るもの、ヨガのクンダリーニ覚醒、幽体離脱などは全て同じようなものだろう。これらを変性意識状態とも言う。スピリチュアル情報によると「ヒプナゴシア」とも言うらしい。そして仏教で言う「禅定(ぜんじょう)」ていうのも、この体験のことかと思ったのでちょっと調べてみた。

禅定も変性意識状態?

禅定とは、仏教修行で心を集中し静めること。瞑想、座禅など禅定に入る方法は色々ある。

仏陀も悟る前から「禅定」に入って遊んでいたという話がある。遊んでいるというくらいだから、楽しいところなのだろう。以前悟りの四段階を紹介したが、禅定には九段階あった。そして「悟り」と「禅定」は違うものらしい。

関連記事:悟りレベル よるか

禅定の9段階!

禅定は全部で九段階に分けられています。それは三つのグループに細分できます。一つ目は四つのグループ。二つ目も四つのグループ。三つ目が、一つだけ異色のものです。最初の四つのグループは「色界四禅」と呼ばれます。色界とは、世界を欲界・色界・無色界の三つに分ける時の色界です。

引用元:仏教的に正しい禅定の作り方

つまり世界は、おおまかに欲界・色界・無色界に分けられる。引用元から簡単にまとめてみた。

欲界=日常の世界。私たちが五感でいろいろ感じてること。

禅定九段階
色界(四段階)=空間あり、エネルギーのみ。物質、対象に集中している状態。
無色界(四段階)=空間、物質なし。心だけの状態。
滅尽定=心なし。生が滅する。阿羅漢になった人だけ入れる。

私の今回の体験は色界のどこかなのだと思う。きっとエネルギーを見ていたんだ。最後の滅尽定(めつじんじょう)は最長7日間続いて、細胞活動も休止するらしい。すごいね。想像もつかない世界。

私が禅定に入ったきっかけ

今回の体験は、本を読んだのが引き金となった。読み終わった後に、ユングに共感して興奮し、さらに幸福を感じ、いい感じに脳内物質が出たのでしょう。最近、自分が本当に幸福であり、生まれてきて本当に良かった、と心から思える瞬間がある。悟りを得て、自分が何の為に生まれてきたか分かったからこそ、感じられる幸福感なのです。


禅定に入る=半分死んでる

へんなもの見てる最中、足を真っ直ぐに伸ばして、手はグーで、それを交差してたんだよね。無意識に。その体勢を保ったまま、足先から頭までがジーーーンとしている。この格好ファラオの棺のあれと一緒じゃん!と思った。

こんなかんじね。というか、死人はそもそも手を組ませる。あちらの世界へ行ったという意味なのか。半分死にたい方は、この体勢ぜひおためしあれ。それにしても、最後の言葉の続きがすごい気になる〜クミのあと何〜