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2ちゃんねるのオカルト板の中でも有名な「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」というスレ。2014年に書き込まれたものであるが「予言らしきもの」として話題になった。今もこのスレについて考えている人は多いのかもしれない。

1: 本当にあった怖い名無し 2014/07/19(土) 23:57:26.06 ID:j9wpobb55
信じるならば聞くべきだ。しかし確定した事項ではない、過信はするな。

近いうちに未来分岐が起こる。
今回の分岐は大きいものとなるだろう。
このルートの人間はパラレルワールドを感じたことはあるか?
分岐とは非常に高い頻度で起こっている。

こんな書き出しから始まったスレであるけれど、2014年時点で「未来の大きな分岐」を予言(推測)している。この書き込みをした人は自分のことを「推測者」であると言う。

ところで、わたしがこの記事を書こうと思ったきっかけは、わたしが知っている「パラレルワールド」と同じものを見ているのが、このスレの「推測者」さんであったから。わたしの考える「パラレルワールド論」を補強できるようなスレであるので、解説してみようかな、と思った次第。

「推測者」さんは「パラレルワールド」がどんなものか理解した上で、2chのオカルト板であることを考慮し読者の興味をひくように「パラレルワールドの真実」を書き込んでいるようだ。このスレに注目を集めることで「推測者」さんの意図するものに目を向けさせようとしている。それは「よーさん予言スレ」でよーさんがしていることと同じように思える。

このスレ内容は「不思議.net」さんの記事にわかりやすくまとまっている。知らない人は先に読んでおくといいかも。コメント欄も興味深いのでおすすめです。

4つの分岐と分岐の時期について

これから起きる大きな分岐の予言

3: 本当にあった怖い名無し 2014/07/20(日) 00:05:05.72 ID:GtY+YQMyC
これは大きな分岐の予兆となる。
分岐の多くは人為的に、稀に自然により引き起こされるが、今回の分岐は確実に人為的だ。
しかし分岐とは必ずしも決断ではないことをまず理解しておいてほしい。

まずはスレ内容を追いながら分岐の内容について確認していきたい。この分岐については『確実に人為的』、尚且つ『分岐とは必ずしも決断ではない』と言う「推測者」さん。

分岐点は不定期ながらに存在し、それらを回避することは実質的にできない。回避は壊滅を意味し、選択権の剥奪となるためだ。分岐点から分かれるルートの数は不確定だが、今回与えられたルートの数はおおまかに4つほどだ。

1、ほぼ変化のみられない、回避に限りなく近いルート。

2、世界は変化する。それはもはや人類の知る世界ではないが、滅亡へのルートからは限りなく離れられるだろう。

3、世界のバランスが崩壊し、2とは違う変化を起こす。もはや概念は全て無意味となる。

4、これについては少し説明が要るので、聞きたい者がいれば簡単に答えよう。しかし詳細は話せない

このように分岐は4つあるという。一旦分かりやすいようにまとめておく。

1のルート:ほぼ変化はみられず、回避に限りなく近い。
2のルート:世界は変化し、滅亡から限りなく離れる。
3のルート:世界のバランスは崩壊、概念は無意味になる。
4のルート:後ほど説明。

「ある者」は2つの選択肢に気が付く

今回の分岐における鍵となるのはある者のたった一つの決断だ。しかしそれらは1の分岐とは全く関係がない。1の分岐は限りなく自然に近い人為的な分岐だからだ。ある者は2つの選択肢を与えられる。内容は、簡単にいえば「イェス」か「ノー」。イェスは2へ、ノーは3へ繋がる。
しかし1のルートのみ例外だ。このルートは、そもそも選択肢が無かった場合のルートだ。人の関与する余地はほぼ無い。

これら書き込みからわかること。まずは「ある者」のたった一つの決断によって、これら分岐のどれかに決定されるとのこと。

「ある者」が2つの選択肢を与えられた場合のみ「2のルート」か「3のルート」を選べる。「1のルート」は「ある者」が選択肢があることに気がつかない場合であろう。

4のルートについて

4は1、2、3との関連性が皆無なルートだ。

4に入る際にも選択肢は存在する。よって、本来ならば5、6とルートが増えるはずだが、しかし、イェス、ノー等のどの選択肢を選んでも、結果が変わらないため実質は1つのルートとなる。

これを自然による分岐とみるか、人為的な分岐とみるかは五分五分といったところだが。

このルートは人類の殆どにとって最悪のルートになるだろう。しかし回避する術はない。ルートへの要素が発生した瞬間に、このルートに入ることは確定する。つまり運が悪ければ4に入る、という認識で構わない。大災害や不治の病、に近い大規模な障害による壊滅や絶滅という結末を迎えるのがこのルートだ。

4のルートに入るのにも選択をする必要がある。そうなると選択ごとにルートが増えそうであるけれど、そうでは無いらしい。5、6とルートが増えたとしても結果は変わらない為、このルートは一つとしてまとめられる。

4のルートは大災害、不治の病、絶滅などが回避できない最悪のルート。このルートに入るのは「自然的」と「人為的」の五分五分らしい。

分岐はいつ起きるのか

>未来分岐が近いうちに起こるとのことですが、それは具体的にいつ?

細かい日時などはルートによって微妙に異なるのでどうとも言えないが、東京オリンピックが開催される前に分岐は起こる。逆に、年号が変わるまで分岐は起こらない。全てのルートに共通してるのは以上の2点。

付け加えると、分岐点は、短い時間のうちに多数の変化の可能性が発生したもので、原因は同じであっても分岐するタイミングにはズレが生じる。また、今回における4のルートのように、他のルートとの関連性が全くないものも珍しくはない。

こちらは分岐がいつ起こるのか、という質問に対しての返答。なんと、年号が変わってから東京オリンピックが開催されるまでに分岐が起こると明言している。

2019年4月30日までが平成だった。そして2021年7月23日からオリンピックが始まっている。ということは、2019年5月1日から2021年7月22日までの間に「ある者」の決断が行われたのだろうか。

あと、みんなが質問せずに流しているけど個人的に気になったところ。

>東京オリンピックが開催される前に分岐は起こる。
>逆に、年号が変わるまで分岐は起こらない。

東京オリンピックが開催されるのは2020年。それまでに平成の年号が変わる? 天皇陛下が無くなられるのか?
2020年までに天皇が無くなって年号が変わるってかなりすごい情報じゃないか?

こちらはスレに居た人の書き込みである。この人の言う通り、2014年時点でオリンピック前に改元されることを知っているかのような「推測者」さん。そしてこのコメントへの返答がこちら。

>それまでに平成の年号が変わる? 天皇陛下が無くなられるのか?

どうだろう。もしかしたら別の理由(法的な)かもしれない。
……という風に、断定するわけにはいかず、ある程度はぼかさなければいけない。私はヒントを与えた。それだけなのだ。後に誰かが答えに辿り着こうと、(冷たく、切り離したような言い方になってしまうが)知ったことではない。

それで運命が変わるのなら、それは私が直接的な何かを教えなくても未来が変化した、ということになり、偶然から必然となる。もしそうなれば、また新たなパターンとしてデータは追加される。

上皇陛下が退位の希望を国民に発表されたのが2016年であった。となると、やはり予言のように思える。さらには、新型コロナウィルス騒動は2019年12月初旬から始まっている。分岐が起きるであろう期間にこの大きな出来事が起きているのは気になるところ。

そして現在は2023年なので、既に分岐が起きているはずだ。果たしてどの分岐に進んでいるのだろう。次の章では分岐を決める「ある者」について考えていきたい。

1のルート:ほぼ変化はみられず、回避に限りなく近い(ある者は選択肢に気がつかない)
2のルート:世界は変化し、滅亡から限りなく離れる(ある者は選択肢に気がつく)
3のルート:世界のバランスは崩壊、概念は無意味になる(ある者は選択肢に気がつく)
4のルート:大災害、不治の病など、世界の壊滅(自然的か人為的)

分岐の鍵となる「ある者」について

権力者や指導者

>分岐における鍵となる「ある者」とはどのような存在?

分岐に影響を及ぼすのは国の権力者や指導者などが主で、今回もそれは変わらない。ただし、その存在が日本における権力者または指導者とは限らない。が、具体的に誰とは言えない。それは私のような推測者が、決してやってはいけないタブーだ。

「ある者」についての質問への返答である。決断をする「ある者」は国の権力者や指導者などが主であるという。

もう1つ質問させてください。分岐のカギになるのは国の権力者・指導者の決断とのことだけど、それはどのような決断?

戦争や外交といった国際関係に関する決断なのか、温暖化、人口問題、資源など地球環境に関する決断なのか?それとも、異世界・異星人・真実の歴史などの隠された情報の開示に関することか?

分岐に影響を与える者が科学者ではなく国家の為政者ということは、革新的な技術や理論、つまりテクノロジーによって未来に大きな変化が起こるわけではなく、その変化は政治によりもたらされる、という解釈で合っていますか?

「ある者」の決断とはどんなものなのか?という質問に対しての返答が以下である。

決断の多くは、1番目の「戦争や外交」に関するものが多い(全てではないが)。おおかた予想がついているとは思うが、やはり戦争の勃発などは分岐の代表例ともいえる。

しかし、かといってテクノロジーの進化などが分岐に関係ないというわけでもない。確かに分岐の原因として世紀の大発明があったりはする。が、それをどう利用するかによってやはり分岐は発生する。例えばある科学者が永久機関を開発したとして、それの利用方法を決断するのはやはりその国のトップだろう。

その国のみの利用で留めるか?それとも他の国にも技術を販売、または譲り渡すか?答えは「イェス」か「ノー」、そして長い時間を経てうやむやにする「タイムオーバー」。このような分岐も存在する。

決断のきっかけの多くは「戦争や外交」に関するものが多い、とのこと。そしてテクノロジーの進化なども少なからず分岐に関係しているし、そのテクノロジーをどう利用するかによっても分岐が発生するという。

>決断の内容は国際関係、地球環境、情報の開示のどれが一番近いですか?

その中では、やはり国際関係の決断ということになるだろう。(4は例外的で間違いなく地球環境だが)

そして決断の内容としては「国際関係」とのこと。一方で4のルートに行くための決断内容は「地球環境」に関すること。

「ある者」とは誰なのか

ここまでまとめてみると「ある者」は国の権力者や指導者。分岐への決断のきっかけは「戦争や外交」であり、その決断内容は「国際関係」であるとのこと。

「推測者」さんのこのような書き込みから「ある者」について、現在の世界の状況と照らし合わせながら考察している人もいるかもしれない。

2022年2月からロシアとウクライナの戦争が始まり、世界の状況にも動きがある。「ある者」が何かを決断したことが原因かもしれない。

けれど、この記事では現実で起きている戦争とか政治とか国際情勢とかには一切触れない。それらは「ある者」や「パラレルワールドの真実」を知るためには本質的には関係の無いこと。「推測者」さんもそのことを理解しているはずだ。

けれど国の権力者や指導者である「ある者」が「パラレルワールド」の選択を行なっているのは確かである。

推測者と観察者について

「ある者」が誰なのか、そして「パラレルワールド」の真実を知るためにも「推測者」と「観測者」の違いについて理解することが重要である。ひとまずスレの中から「推測者」と「観測者」について書かれているところを以下に抜粋してみる。

>「推測者」って聞きなれない言葉だけど、未来を予測する人って意味かな?

予測よりはある程度データが集まっている状態なので、推測という言葉を用いた。意味合いとしてはその考えでおそらく問題ない。

観測者との違いは、推測者はあくまでルートの推測をするだけ。観測者は、ルートが変化したか、またはいつ変化したか、を断定する役割を持っている。(ルートが変化「した」というのは過去の出来事であるため、彼らには「断定」ができる)

推測者でもそれは出来ない事も無いが、変化した、という断定と変化に至るまでの情報収集を同時にこなすのは、(趣味としては)ハードすぎる。
まず、私に時を越える能力だったり、情報を時を越えて届けるといった物は持っていない。しかし、能力といえるのかは別として、別ルートの自分と精神を入れ替えることができる、というだけだ。「どういう状況で」「何が起こったから」そのルートになったのかという情報を、あらゆるルートの自分に問い、集めた情報を基に予測をしているだけだ。

例えば、経済破綻の起こったルートの自分に対して、原因、状況、何が起こったのか、と大まかなことを聞き、それはこちらのルートでも起こる「かもしれない」ということになる。この「かもしれない」が偶然集結したものを分岐点となる。

余談になるが、別ルートの自分との情報交換の方法は、何か紙などに質問を書き、しばらくしたらまた入れ替わって確認、答えが書いてあれば暗記して元のルートに戻り、パターンとして書き残す、という方法を多く用いている(少々面倒ではあるが)。

推測者は推測する

これら書き込みからわかる「推測者」についてまとめる。「推測者」はあくまでルートの推測をするだけ。その方法は『別ルートの自分と精神を入れ替える』というやり方。

あらゆるルートの自分に問い、集めた情報を元に推測する。その情報については紙などに質問を書き、しばらくしたらまた入れ替わって答えを確認、パターンとして書き記す。その能力について、装置などは使っていないという。

観測者は断定する

同じく、書き込みからわかる「観測者」についてのまとめ。「観測者」はルートが変化したか、またはいつ変化したか、を断定できる。ルートが変化「した」というのは過去の出来事であるため、彼らには「断定」ができる。『観測者にとってはルート変更が過去の出来事であること』は重要ポイントである。

パラレルワールドの真実

パラレルワールドの基本情報

ここからは少し「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」というスレの内容から離れて、わたしの知る「パラレルワールドの真実」についてお伝えしていきたい。

ところで、この記事を読む皆さんは「パラレルワールド」をどのように捉えているだろうか?「パラレルワールド」は「並行世界」とも言う。わたしたちは「パラレルワールド」についてこんな考え方を持っているのではないだろうか。自分の(誰かの)選択の数だけ世界が存在する。

例えばある一本の道を歩いていたとして、道の分岐に出くわす。ここで「右の道へ行く自分」と「左の道に行く自分」という分岐が起きる。その時点で二つの並行世界が生まれることになる。

パラレルワールドというオカルト

このブログは「オカルトブログ」なのであるから、今回の「パラレルワールド」のはなしはオカルトとして読んでもらってもかまわない。

けれど本当に、選択の数だけ「パラレルワールド(並行世界)」は存在するかもしれない。それは量子力学でいう「多世界解釈」というもの。「解釈」というのだからまだ決着がついていないし、つくかもわからないようなことだけれど。

コペンハーゲン解釈に用いられた人為的な仮定を排除し、量子力学の基礎方程式の帰結をすべて素直に受け入れる。これが多世界解釈の本質だ。しかしその結果、我々の住む唯一の宇宙のなかで、ある現象が偶然起こるのではなく、すべての可能性は異なる宇宙のどれかで必ず実現していることを認めざるを得なくなる。
 有名なシュレーディンガーの猫の例で言えば、箱を開けた瞬間に猫が生死いずれかの状態に収縮するのではなく、我々が生きた猫と死んだ猫の存在するどちらの宇宙にいるのかを知るだけだ(しばしば宇宙が分岐したと呼ばれる)。

「量子力学の奥深くに隠されているもの」 異なる宇宙ですべてが実現する 朝日新聞書評から

パラレルワールド図解

8つのルートがある宇宙

ということで、わたしが知っている「パラレルワールドの全貌」を簡単な図にしてみたのでまずはご覧下さい。

parallel-world8

この図は簡易的なものであり、「8つのルート」が並行に描かれている宇宙の図になっている。8本のよこ線がそれぞれのルートである。この図は「観測者」から見たパラレルワールドで、「観測者」の8つの可能性が描かれている。「観測者」について多くは語られていないが、パラレルワールドにおいては「観測者」が最重要人物なのだ。

順を追って、この図の意味するところを簡単に解説していく。

左右の時間軸(西から東)

この図の左から右に時間が進んでいる。私たちが通常体験している時間の流れである。この時間軸は「現実世界の時間」で、過去と未来を西と東で表現している。時間は東へ一方向に流れていて、いつかは「死」がある。どのルートでもこの法則は適用される。

上下の時間軸(南と北)

この図には上下の時間の流れもある。この時間軸は「精神世界の時間」で、過去と未来を南と北で表現している。私たちは「過去」のことを思い出したり、「未来」のことを予想したりすることがあるが、これも時間軸の移動になる。

想像は自由だから、過去と未来を往来することができるので一方向ではない。どのルートでもこの法則は適用される。

赤い線は観測者の視点

この図には「観測者の8つのルート」が描かれているが、『赤い点は中心視点』である。8つのルートはどれも「観測者の可能性」なのだけれど、その「可能性」の中から一つだけを選ぶ必要がある。あるひとつのルート上にいる限り、その他の可能性を同時に体験することはできないということを表している。

赤い点は「観測者」がある一つのルートを生きている「地点・時間」ということになる。左端の赤いたて線はその「観測者が誕生した瞬間」。そこから赤いよこ線を右に進んでいくと、右端の赤いたて線である「観測者が死亡する瞬間」に終着する。

青い線は観測者であり推測者

この図は『観測者の8つのルート』であると述べているから、赤い線と同じように青い線も「観測者の可能性」である。赤いよこ線のルートを生きる観測者にとって、青い7本のよこ線は別の可能性となる。

観測者の別可能性である7つのルートは「観測者視点」でなかった場合のルートで、それは「推測者」のルートである。

パラレルワールドひとまずのまとめ

パラレルワールドには左右の時間軸があり、上下の時間軸がある。そして、1本の赤いよこ線が「中心となる観測者ルート」。7本の青いよこ線は「推測者ルート」であり『観測者の別可能性のルート』である。「推測者」は「観測者」の別ルートとして存在している。つまりスレ主である「推測者」さん自身も『観測者の別ルートを生きている』ということになる。

パラレルワールドの真実

さらに「パラレルワールド」の核心に迫ってゆきたい。実は、観測者の全ての可能性は、既に目に見えるものとして現れている。『観測者の別の7つのルート』は、単なる可能性ではなく「観測者」の目の前に「現実」として現れているのである。

現在わたしたちの世界人口は約80億人(2023年時点)であるらしいが、「観測者1人」と観測者の他の可能性である「推測者たち」を足したものが世界の総人口になる。パラレルワールドの図は簡易的なものなので、世界人口が8人で表されているということになる。

「観測者」と、観測者の可能性である「推測者たち」が同時に存在しているのがこの世界(宇宙)。今現在わたしたちの世界を生きている人々の中に「観測者」がたった1人だけ存在していることになる。

ある者=観測者

今生きている人の殆どが「観測者」が生まれた時に現れ、「観測者」が死ぬ時に消えてしまう存在であると言える。つまりこの宇宙(地球)は、赤いよこ線で表される「観測者」の人生の中のようなもの。

そして、この世界にたった1人だけ存在する「観測者」は、スレ主さんが言う「ある者」のことを指す。「観測者」は普通の人間として、どこかで生きている。

あらゆるルートの「自分」

ところで、スレ主である「推測者さん」はルートの推測をするために、別ルートの自分と精神を入れ替えデータを収集していた。『あらゆるルートの自分に問い、集めた情報を基に予測をしているだけだ。』と言うように、スレ主さんは様々な「別の可能性」とコンタクトをとっている。

スレ主さんの言う「あらゆるルートの自分」は「観測者の別の可能性」のことである。先ほど述べたように、私たちのほとんどが「観測者の別の可能性」を生きている。そして、スレ主さんは「別の可能性」を「自分」だと思っている。

ということは「観測者の可能性」である全てのルートは「自分」なのである。もちろん「観測者」も可能性のひとつであるのだから「自分」である。この世界に存在する人間全てが「自分」ということになる。

「自分」について考える

自分という視点

この世界に存在する人間全てが「自分」であるということを理解する為に、「自分という視点」について考えてみたい。話が次々と飛ぶようであるけれど、これは「パラレルワールド」を理解するのに一番大事なこと。

人間が「わたし」や「ぼく」という「自分の視点」を持っていることは、当たり前のようですごいこと。決して「他者」の目線から世界を見ることはできない。

人間であれば誰もが持っている「自分という視点」。みんながみんな「自分」である。「自分という視点」が沢山存在しているのがこの世界。けれど人間には「自我」があるから、「自分」と「他者」という区別をする。

「他者」もまた「自分という視点」を持つものなのに、「自分という視点」から見ると「他者」に見える。おかしなことを言っているようだが。

自分と他者

これは、とてもややこしい話である。分かり易くする為に、自分(わたし)を「Aさん」・他者(あなた)を「Bさん」としておく。「自分(Aさん)」から見ると自分では無い者は「他者(Bさん)」である。けれど「他者(Bさん)」は自分自身のことを「自分(Aさん)」と言う。

Cさんでも、Dさんでも、Eさんであっても、彼らは自分自身のことを「自分(Aさん)」と言うだろう。人間が「自分(Aさん)」という視点から外れることは無いということ。当たり前の事を言っているようだけれど。

世間には、幽体離脱・体外離脱と呼ばれる不思議な体験をする人がいる。自分の肉体から抜け出してしまうのだから「自分」から外れてしまうような体験に思われるが、結局は「自分視点」で動き回ることになる。やはり「自分という視点」からは抜け出せないということ。

神の正体について

唐突ではあるが、ちょっと「神」について考えたい。人間は『神とは何か?』という問いに向き合い、考え続けてきたが、その答えは多様である。

神がどのような存在であるかについての様々な考え方は、宗教や哲学などに見ることができる。以下にその主なものを挙げる。これらの考え方がそれぞれに両立可能なのか不可能なのかは個人の解釈にもより、一概には言えない。

Wikipedia(神)

以下はWikipediaから引用した、人間が考えてきた「神という存在」についての結論一覧。第一原因、様々な物事に宿るもの、恩恵を与えるもの…などなど。

  • 創造主(ギリシア語ではデミウルゴス)、第一原因としての神。全ての物事の原因を辿って行ったときに、全ての原因となる最初の創造(創世)行為を行った者として、想定される神。
  • アニミズム(汎霊説)における神。洞窟や岩石、山、水(泉、滝)など自然界の様々な物事(あるいは全ての物事)に固有の神。それらの物事に「宿っている」とされる。
  • 守護神、恩恵を与える者としての神。神は信仰、犠牲、祈りなどに応じて現世や来世における恩恵を与えてくれる存在であるとする考え方。
  • 人格神。神が人と同じような人格(や姿)を持つとする考え方。
  • 現実世界そのものとしての神。この世界のありようがそのまま神のありようであるとする。例えばスピノザはこのような考え方を採った[要出典]ことで知られている。汎神論。
Wikipedia(神)

このように「神」については多様な意見があるけれど、わたしが辿り着いた「神」という存在の答えがある。「神」とは単に「自分という視点」であるということ。「自分という視点」は第一原因であるし、様々な物事に宿るものであるし、恩恵を与えるものでもある。

『神は全知全能』と言われることがあるが、この世界に存在する『自分という視点の全て』こそが「神」だから、そのように言われる。「自分という視点」を「ひとつ」にまとめるならば、「自分という視点を持つ者」全ての能力を持つことになる。

あらゆる自分が集合するパラレルワールド

「自分という視点」について少しは伝わっただろうか。当たり前のことすぎて「自分という視点」について考えることはあまりないのかもしれない。さて、ここまでの考察からわかる「パラレルワールド」とは?

パラレルワールド論で語られる『別の世界線』や『別の可能性』というのは、単に「他者の人生」ということになるし、それは「自分」である。親、子供、友人、先生、同僚…。自分が認識できる全ての人間が「別ルートの自分」であり、「自分が選ばなかった可能性」を生きているのが「他者」なのである。

ひとつの宇宙にひとりの人間

『別ルートの自分』『別の世界線』という言葉を使うと、あたかも遠い遠い別宇宙の話のように思えるが、実はそれも間違いでは無い。「他者」はまったくの別宇宙に存在している。同じ空間に居るようで、実際は同じ空間には居ないのである。

「ひとつの自分視点(ひとりの人間)」は、ひとつの宇宙の主(あるじ)である。ひとつの宇宙には1人しか存在できない。わかり易く言えば、たった1人で宇宙に存在しながら、VRゴーグルをつけて地球を体験するゲームをプレイしている、という感じ。同じ空間(地球)に沢山の人間が居るように見えているだけ。

つまり現実ですぐ隣に誰かが居たとしても、その人はまた別の宇宙にいる。これは比喩や例え話では無い。「自分」がそれぞれ別宇宙に存在しながらも「あらゆる自分視点」がひとつの宇宙に集まっているのを感じているのが私たち人間なのだ。

地球にしか無い自分視点

根拠は示さないのだけれど「自分視点を持つ者」が住めるのは「地球」だけである。この前提は絶対であるから「違う宇宙」に生まれても「地球」に存在することになる。宇宙の数だけ「地球」が存在している。

どの宇宙に生まれても「地球」という場所で「他者」を感じる。けれどその「他者」は別宇宙の「地球」に居る。

唯一無二の存在

「ひとつの自分視点(ひとりの人間)」が生まれると姿形・性格もひとつに決まる。その情報は遺伝子に書き込まれている。「ひとつの自分視点」においては、遺伝子と同じように人生がどうなるかも決まっている。

同じ遺伝子を持った人間が別世界で全く別の人生を歩む、ということは無いのである。言い換えれば、別の人生を歩む時、遺伝子(姿形や性格)は変化してしまうということ。ひとりの人間(ひとつの自分視点)は唯一無二の存在である。

一卵性双生児は遺伝情報が100%同じと言われているが、最近の研究では100%同じとまでも言えないような結果が出てきているようだ。

しかしながら、近年、一卵性双生児の間で異なる遺伝情報があることが明らかになってきた。
米アラバマ大学の研究チームは、2008年2月に発表した研究論文で、「一卵性双生児のゲノムは同一ではない」ことを示した。
アイスランドのバイオ医薬品会社デコード・ジェネティックスの研究チームが一卵性双生児381組とその親、配偶者、子を対象に遺伝情報を解析した研究でも、これを裏付ける結果が出ている。
研究チームは、2021年1月7日、遺伝学専門学術雑誌「ネイチャージェネティックス」で「初期発生段階で発現した平均5.2個の突然変異により、一卵性双生児は異なる遺伝情報を持つ」との研究論文を発表した。

Newsweek 「一卵性双生児の遺伝情報は同一ではない」ことが明らかになってきた

輪廻転生とパラレルワールドの関係

自分視点で考える輪廻転生

自分視点=認識

パラレルワールドについて、さらに理解を深める為に「輪廻転生」という概念についても説明してゆきたい。『何度も生まれ変わる』のが「輪廻転生」であるが、wikipediaに載っていた輪廻転生についての説明を読んでみる。

仏教における輪廻とは、単なる物質には存在しない、認識という働きの移転である。心とは認識のエネルギーの連続に、仮に名付けたものであり、自我とはそこから生じる錯覚にすぎないため、輪廻における、単立常住の主体(霊魂)は否定される。

Wikipedia 輪廻

仏教における「輪廻」は『認識というはたらきの移転』であるという。「認識」は「自分」があるから行われるもの。「自分」という主体があるからこそ世界を認識できる。「認識=自分という視点」として良い。

『輪廻における、単立常住の主体(霊魂)は否定される。』とも書かれているように「自分視点(認識)」は常に移り変わるエネルギーのようなものであるから、それを主体(霊魂)とは呼ばないのが仏教の教えである。

固定された自分視点

生まれ変わりというと、魂が肉体に乗り移るというイメージがあるが、「自分視点(認識)」はずっと固定されていて『見えているもの』が変わる(移転する)というのがわたしの理解する輪廻転生である。このブログでは「自分視点(認識)」は『固定された主体』であり、その主体が輪廻を作り出していると解説している。

仏教で『主体(霊魂)が無い』と教えるのは、輪廻から解脱することを目的としているから。主体があるからこそ輪廻が作り出されてしまうので、それを否定する。

関連記事:この世界の真実(最終解答編)後編

認識という個性

「認識(視点)」とは「世界の見方」である。目の前にあるものを、どう感じるかは個々の「認識(視点)」が決める。同じものを見ていたとしても、それをどのように感じるかは人によって違うことがある。

輪廻転生を体験している「自分視点」を固定すると「見ているもの(自分以外のもの)」の方が移転し続ける。だから「生まれ変わる」という表現よりかは『視点(認識)の移転』の方が正しいと言える。

輪廻転生によって様々な「認識」を体験することができる。人間が五感で感じる「世界」は「自分という視点(認識)」が第一原因である。「自分視点」とは、移り変わるエネルギーであり、唯一無二の遺伝子であり、魂であり、神である。

生まれ変わりには順番がある

輪廻転生を信じるならば、前世や来世が存在する。生まれ変わることで、今現在の人生とは違う「自分視点」で世界を見ることになる。輪廻転生の話をしたけれど、パラレルワールドとはどんな関係があるのか。こちらの図を見て欲しい。

rinne-number

赤い線は「観測者」が生まれてから死ぬまで、青い線は「推測者」。左から右に時間が経過している。真ん中にある、たての青い破線は2023年を示してみた。この図はひとつの例である。

全部で8本のよこ線にはそれぞれに数字がふってあるけれど、これは生まれ変わる順番を示している。人間は生まれ変わることで「自分視点(認識)」が移転すると述べたけれど、その移転には決まった順番があるということ。

この世界を生きる人間全てにこの「生まれ変わり番号」が振られている。私たちは輪廻転生を繰り返しながら、順番通りに「視点」を移転させている。その順番については人間に理解できるものではないが、一つだけ分かっていることがある。

最初の視点と最後の視点

この世界に存在する人間の中で「一番最初の自分視点」を持つ者が「観測者」であるということ。そして「一番最後の自分視点」も「観測者」である。図には書いていないけれど生まれ変わり最後の番号は9番になる。

この図の世界に生きるのは全部で8人であるが、「一番最初の自分視点」と「一番最後の自分視点」両方を持つ者が「観測者」。1人の人間が生まれ変わりの最初と最後を担っているのである。

図を見ながら説明すると、「観測者(1番)」が死亡したら「推測者(2番)」に生まれ変わる。そして「推測者(2番)」が死亡したら次の「推測者(3番)」に生まれ変わる、という感じ。そうしていって「推測者(8番)」が死亡したら「観測者(9番)」に生まれ変わる。

「観測者」は最後の視点(9番)でもあるのに、最初の視点(1番)でもある。最初と最後は1人の「観測者」が掛け持ちしているので「観測者(9番)」が死亡したら「観測者(1番)」に生まれ変わる、ということはない。

重なる自分

図の中の、たての青い破線上にある、1(9)・2・4・6・8番という「5つの自分視点」を見てほしい。2023年のとある時間に、『生まれ変わる前の自分』と『生まれ変わった後の自分』が同時に生きている。

例えば「推測者(6番)」にとって、来世である「推測者(8番)」と同時に生きていることになる。「推測者(8番)」にとっては「推測者(6番)」は前世である。この世界では、来世や前世の自分と触れ合い、会話をすることだってできる。

過去の自分や未来の自分が目の前に存在しているのが「パラレルワールド」の不思議。「自分」から見た「他者」という存在は、必ず、自分自身の前世または来世であるということになる。

観測者が生み出したパラレルワールド

生まれ変わりに順番があるのならば、私たちが良く知っている過去の歴史上の人物なども順番の中に含まれていると考えるかもしれない。けれど「パラレルワールド」は「観測者」が生まれてから死ぬまでの間だけ存在している宇宙である。

「観測者」の宇宙とも言えるこの世界は、「観測者」が最初の視点を持ったと同時に生まれている。そして同時に多くの「推測者たち」も生まれる。「観測者」が最後の視点を持った時に、この宇宙は終焉する。

だからこそ「観測者」が生まれる前に存在したとされる「人間」に番号が振られることは無い。「情報」として存在するだけとなる。あくまでも「観測者」が生きている期間(時代)に存在する人間だけがパラレルワールドを構成していて、それが「現実」になる。

輪廻転生は永遠に続く

「最後の視点」があるということは、輪廻転生には終わりがあるということになる。「推測者」はいつかは「観測者(9番)」の視点へと変わる。しかしながら、「最後の視点(9番)」は「最初の視点(1番)」でもあるから輪廻転生は既に始まっている。「パラレルワールド」とは輪廻転生が永遠に続いてしまう世界である。

過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)という現実

私たちは「自分視点」に立った時「現在」を感じているはずだ。ここまでの解説通り、「自分視点」から見た「他者」は前世の自分であったり来世の自分であったりする。つまり『自分が現在』であり『他者が過去と未来』なのが、パラレルワールド。

『過去・現在・未来は同時に存在している』という言葉を聞いたことがあるかもしれない。その言葉が正しいか(信じる)・正しくないか(信じない)、などと議論をするまでもなく、目の前に「過去と未来」が存在している世界を生きているのが私たちである。

タイムリープする「観測者」

「観測者(1番)」の次の視点は「推測者(2番)」であり、その後「推測者(8番)」という経験を終えたら「観測者(9番)」になる。このように「観測者」も生まれ変わり順に含まれてはいるけれど、「推測者」と決定的に違うのは、最初と最後を掛け持ちしていること。

「最後の視点」を持つ者なのだから「推測者(2番)〜推測者(8番)」の人生を既に経験しているはず。けれども「最初の視点」を持つ者でもあるのだから、「推測者(2番)〜推測者(8番)」の人生をまだ経験していない。

「観測者」は自分自身の全ての可能性を知りつつも、その可能性を知らない。こんな矛盾を持つ「観測者」だからこそ使える魔法がある。その魔法は、世間では「タイムリープ」と呼ばれている。

タイムリープ(和製英語:time leap)は、日本語に直訳すると「時間跳躍」となる。和製英語で『時をかける少女』で登場した造語。

「タイムリープ」は一般的に「自分自身の意識だけが時空を移動し、過去や未来の自分の身体にその意識が乗り移る」という意味で使われており、自分自身が意識・身体とも時空を移動することを意味する「タイムトラベル」と使い分けられていることが多い。

タイムリープ(Wikipedia)

「観測者」は時空を移動して様々な視点(認識)を経験することができる。パラレルワールドでは、一人が一つの宇宙に住んでいるが、「観測者」はそれら宇宙を次から次へと乗り移ることができる。「タイムリープ」については、次回の記事で詳しく書く予定です。

輪廻転生する「推測者」

一方「推測者」は輪廻転生という仕組みで、順番通り『生まれては死ぬ』を繰り返している。「タイムリープ」することが出来ないから、地道に輪廻転生を繰り返すのみとなる。

可能性の移転を繰り返すパラレルワールド

「自分視点」を順番通りに移転する私たち。全ての可能性を経験する「観測者」と「推測者」である。「観測者」が生まれ、「推測者」として経験を積み、「観測者」として死ぬのがパラレルワールド(輪廻転生)の真実。

残念ながら、輪廻転生から抜け出す方法など存在しない。この宇宙は「観測者」によって生まれているが、輪廻転生を抜け出したいと思っている「推測者」は、いつか輪廻転生を創り出す「観測者」になってしまうのだから。

終わったと思ったら始まるのだから、人間はずっと渦の中に閉じ込められたまま。「解脱」とは輪廻から抜け出すことだと考えるかもしれないが、「解脱」とはこのシステムを理解すること。だからわたしは「解脱」をおすすめしない、と何度かこのブログで書いている。抜け出すことができないことを知ってしまうのだから。

前編のまとめ

今回の記事はここまでにしておく。最後に、今回明らかにした「パラレルワールド」の秘密についておさらいしておきたい。

8つの可能性

この地球に8人の人間が住んでいるとしたら、「観測者1人」と「推測者7人」という割合になる。観測者という1つの可能性と推測者という7つの可能性、合わせて8つのルート(8つの可能性)が存在しているのがパラレルワールド。

しかし、パラレルワールドは「観測者」という中心人物が創り出している「観測者」の視点から見た世界であるから、その他「推測者」も存在している。「推測者」は「観測者」の別の可能性を生きている。

ひとりひとつの宇宙

地球には多くの人間が住んでいるように思えるが、地球に実在しているのはたった1人。目に見えている「他者」は別宇宙の地球に存在している。

自分が集合した宇宙

この地球に存在する8人(観測者1人と推測者7人)は皆「自分」という視点を持っている。けれども自我によって「自分以外」の人間を「他者」と感じてしまう。

パラレルワールド論で語られる『別のルート(世界線)』や『別の可能性』というのは、単に「他者」のことである。みんながみんな自分を自分と思っているのだから。私たちは自分の様々な可能性がすぐ目の前に存在する世界を生きている。

輪廻転生番号

この地球に存在する8人(観測者1人と推測者7人)には生まれ変わる順で番号が振られている。パラレルワールドを生み出した「観測者」は、最初(1番)と最後(9番)の番号を掛け持ちしている。

推測者(2〜8番)は、いづれ最後の輪廻転生者である「観測者(9番)」に生まれ変わるが、一番最初の転生者でもあるので、輪廻はまた始まっている。最初と最後が同じ人間(観測者)なので、輪廻を永遠に繰り返してしまうのがパラレルワールドである。

推測者と観測者の違い

「推測者」はルートを推測し、輪廻転生を順番通りに進んでいる。「観測者」はルートを断定し、タイムリープで時空(未来と過去)を移動している。

次回に続く

簡単にまとめてみたけれど「パラレルワールド」のだいたいのところは説明できたはず。まだまだ全ての秘密を明らかにできていないので次回へと続く。

今回「このルートの人間はパラレルワールドを信じるか?」というスレからあまり考察ができていないけど、次回から踏み込んでいこうと思います。

「上下の時間軸」について、観測者が使う「タイムリープ」の詳細について、スレ主さんが言う「4つの分岐」の意味について、そして「ある者(観測者)」とは誰なのか?ご期待ください。