私の頭の中の変化

私の悟りは突然だった

あるときラムニンちゃんと話していて、ぱんちゃんの悟りはきっとこうなんだよ、とグラフで表現してくれた。ふつう?の悟りは右肩あがりのグラフでなだらかな悟り。わたしの悟りは階段みたいなグラフで急激な悟り。確かに、わたしのはいろいろぶっ飛ばしていきなり頭にズカーンと来た。

長い長い夢の中時代

幼い頃からぼーっとして生きてきた。保育園のできごとを思い出す。壇上に他の子供たちと楽器を持って並んでいる。目の前には大人が沢山いる。どうやら音楽の発表会らしい。演奏が始まったけれど、私は持っている楽器を弾く方法を知らない。突然その場所に放り出されている気分だった。焦ったわたしは演奏しているフリをしてなんとかその発表会を乗り切った。これはわたしが初めてこの社会に居ることに気づいた体験だったのかもしれない。それまではきっと夢の中に居たのだと思う。

中学も高校も授業中は大体寝てた。学習というものが苦手だった。とにかく授業に集中できないので絵を書いたり妄想したり。何を勉強したかと言われてもびっくりするほどなんも覚えてない。よく大学まで行けたな、、、。

ある不思議な感覚

だけど、物事の本質のようなものをつかめる感覚がある。うまく説明できないけど、とにかくそう感じる。この感覚のおかげでなんとか生きてこれたのかもしれない。何年か前、新宿のとある占い師さんに手相を見てもらった。天才的把握力がある、と言われたんだけどこの感覚のことだったのかも。だからといって成績がいいわけでもないし特になにも成し遂げていない。だいたい中途半端。

バラバラになる思考

自分が考えていることを人に伝えるのが世界で一番下手だと自信を持って言えるほど、下手だった。口に出そうとすると、とたんに全ての思考がバラバラになる。わたしの思考していることは、頭の中だけにしか留めておけない仕組みになっているみたいだった。その思考は一瞬の驚きをもたらすことが度々あった。そうか!そうだったのか!と物事の意味を確信する体験なのだけど、その脳内のひらめきは他の行動を開始したとたんなぜかすぐにかき消される。何分後かには、きれいさっぱりと忘れる。内容を文章に残す能力もなく、、、そんなひまもなく。その驚きの感覚だけは今でも思い出せる。

悟りでやっと夢から覚めた

悟り以降、脳の働きが解放された実感が確かにある。急にアウトプットできるようになった。やっと人並みに伝えられるように。34歳にして学習というものをしている。頭の中で起こるあの驚きの感覚(ひらめき)を留めておけるのがなにより嬉しい。嬉しすぎてブログ書いてるのかも。